2012年11月9日金曜日

大番狂わせを狙う作法


かの皇帝は言った。
強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ
ただ、手前で作った番付表というのがある。
過去にも書いたが、レーティングでだいたい70%強ぐらいは勝敗が予測できてしまう。


【5人部屋 7R先取大会ルールでの下剋上率】

DS  27.02%
BS  26.93%
FH  28.02%
CN  28.16%
IND  28.16%
HB  27.65%
AP  28.37%


APが来てくれれば格下でもワンチャンある、と読めそうだがどれも大差ないとも言える。
単純にチームの得意マップか相手の不得意マップを引くべき。
あとはFHやAPで先行EUを得られれば多少有利か。
なんにせよこればかりは運任せ。


【格下が勝つ試合のパターン】

下剋上時の1人当たりの平均スコア差は2pt
下剋上時の平均取得ラウンド差は3
下剋上時の取得ラウンドの大まかな内訳は
7-6 21%、7-5 20%、7-4 18%、7-3 16%、7-2 11%、7-1 8%、7-0 3%

意外と接戦に限らないという印象。
戦っていて格下だなぁと(失礼ながら)感じていても負けるときはあっさり負けてしまうもの。
それは偶然かもしれないけど狙って起こすミラクルもあるはず。


【正しい場の荒らし方】
・ラッシュ
基本だけど、全部ラッシュだとAIM(地力)の差が出易くなって7Rまでに息切れするかも。
でもやっぱり基本はラッシュ。

・格上側が小手調べのつもりでセンターに派遣した数名を全力で撃破する
2人で行ったら敵が3人来た。
3人で行ったら敵が5人いた。
もっとも事故が発生しやすいケース。

・格上側が必要以上に萎縮しすぎているので、ただのサイレントラッシュで拠点を制圧する
上の作戦が決まってくると有効かもしれない。
索敵をしない、というのもリスクなのだ。

・格上なら一呼吸置いてから突入するだろうと予想して、少し遅い開幕グレを投げる
これに対する格上側の選択肢は、もっと待つ・行かない・最速で行く、だ。
格上だからこそとりにくい選択肢というものも存在する。
場を荒らすためには敵の安全牌を一本釣りするのがいい。

・すれ違いによる不慮の事故を狙い、複数の敵の背中を撃つ
ハイリスクな高等テクニックではある。
一人目をスルーするのだ。
そこで待つなんで下らなすぎてクリアするのも面倒になっている箇所でキャンプしたり、輪になっているところで入れ違いになるのを狙ったり。
ただ、よほど不利な状況じゃなければ普通にその一人を喰った方がいいと思われる。
味方の負担も大きいので。

・チームのエースを回避
敵が1SRでそいつが人外の強さ、みたいなチームだったら交戦を避けるべき。
そうじゃなかったらそれほど有効ではないかも。
…というかこれは正攻法の範囲だ。


…というか、ここにあげた全部のことは普通の戦術バリエーションの一つだ。
変わった戦法であってもそこに理や利がある限り、相手に理解され対策されてしまう。

結局AIMに頼らないとなると引き出しの多い方が有利なので、座学に頼るよりも練習CHで調べたり、メンバーと相談して作戦練ったり、普段から一緒に戦ってることが大事だったりするので、場を荒らすとかそういう心構えで戦いに臨むのは良くないと思う。


あと、Alberoは広い意味で基本に忠実な戦法を好むクランなので、RST、当日対戦するチームはお手柔らかにお願いします。(じゃんけんで「次はグーを出すよ」的な宣言。)

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