2013年2月18日月曜日

CoolBoys vs DeToNatorのHammer Blow戦を振り返る

しゃんしゃーさんのブログで紹介されていたのでAVA RST Season 3の決勝戦動画を再び見てしまいました。2012年12月末に行われたものですね。
1回目は観客として盛り上がりながら楽しんだのですが、今回はプレイヤー視点で分析してみました。
色々気づいた点があったので簡単に書いてみようと思います。

……といっても、試合のほとんどは自分の理解を超えたものが多かったです。
選手の意図を汲み取れるレベルに自分が達していないのが原因だと思います。
そのスポーツを分かってない人間が他人の試合にとやかく言う姿はあまり美しいものではないですが、フルオート射撃後のparaのレティクルのように寛大な心でご覧頂けたら幸いです。


(先攻)CoolBoys vs DeToNator 1マップ目はHB

1R目からDeToNatorが崩し気味の布陣で印象的でした。
DeToNator、2-3の倉庫押し。
倉庫2人、DD出たところに1人、①中2人です。①ロング誰も見てません。
1:20まで①ロングを警戒する様子はありませんでした。
トップのクランでもこういう守りをするのだなぁと思いました。
これは安全な理由があるのか、それとも賭けに出ているのかは分かりかねます。
似たような陣形は3Rでも見られます。強いんでしょうか、これ?


3R目。
1Rと似ていますが、DDは引いて守っています。
5R目。
開幕からCoolBoysが全員橋上からの①ラッシュを狙います。
CoolBoysはtoy*(Stalker)選手とびすた無限選手の2SR(2 DSR-1)だったのですが、このラウンドはびすた無限選手がveresk持って先陣を切ってます。
①中でびすた無限選手が倒され、①前で火憐だぜぃ月火だよぉ選手が②柵上のSRに抜かれます。
出鼻を挫かれたEU側ですが、①前でtoy*選手とDarkよっぴー選手が交換され、その間に残った2人が迂回路を使って素早く②にシフト。②中に残っていたNicoRob1N選手を倒し、②設置成功。
DeToNatorは未だ全員①を制圧中。
その後、煙を焚いて時間を稼ぐものの爆発まで残り19秒のところでCyaGa選手が倒されます。しかし、するがモンキー選手の巧妙なスプリントによってSaih4tE選手、上海紅茶館選手の虚を突き、CoolBoysがラウンド取得。

ダラダラと実況してしまいましたが、特にすごいのは攻めの切り替えの早さだと思います。
びすた無限選手が倒れてから15秒後にはC4部隊はDD裏に着いてます。
このラウンドはあまりにゴイスーなので業界の方の記事でも褒め称えられています。

リスクのある選択でも決断のスピードを早くする、というのは中々奥が深いテーマです。


6R目。
CoolBoysが中盤からの①ラッシュ。
設置時点で人数3-3なのですが、この時点でのCoolBoysの陣形が超Coolです。
CyaGa選手がC4設置、①前からSRのtoy*選手が①前T字に煙を焚いてNRFリスを警戒(?)、するがモンキー選手が木箱裏で迂回路を警戒しています。
煙がいい感じにするがモンキー選手をカバーしています。
素人考えなのですが、NRF側が3人で①を取り返すとしたらまず①前は抑えたいんですよ。しかも、DeToNator側は迂回路にAk~ayS選手(体力僅か+位置バレ)がいます。それを踏まえた時のtoy*選手の位置、効きの広さが絶妙です。


攻守変わって7R目。DeToNatorの攻めです。
開幕からDeToNatorが倉庫5人ラッシュ。
対してCoolBoysは倉庫2人に事務所前に1人。
噛み合ってしまってDeToNatorはラウンドを失います。
DD前 vs 倉庫内の面倒臭さは異常。
HBの開幕じゃんけんはNRFの倉庫2人 or ①中2人ですね。
パーはDD or ①ロング放棄でしょうか。


8R目。
嫌らしいポジションで事務所のSaih4tE選手を倒すびすた無限選手。
びすた無限選手、このポジションはこの試合3回ほど利用してます。勝率33%。
中盤にtoy*選手の強気の迂回詰めで2 kill。
DSR勢は積極的に倒しに行く方針のようです。


10R目。
Darkよっぴー選手は左派みたいですが、自分は右派です。状況によるでしょうが。
倉庫前待機位置について。

11R目。
CoolBoysが開幕2人で倉庫行って、1人食って素早くこの配置。
シンプルですが、最も強い戦術だと思います。
この後びすた無限選手の裏取りが①橋まで行って、両チーム配置事故が起こりました。


13R目。
ここまで牽制多めのCoolBoysが引き守りに徹します。
終盤、DeToNatorが5人で①ラッシュを試みるも、①で守るCoolBoys3人がしっかりラッシュと止め勝利。


RST Season 3決勝はその後も熱い試合内容でBS、APと続くのですが、書く人が疲れたのでいったん筆を置きます。
あまり人のプレーを真面目に見ることは無いのですが、やってみると楽しいものですね。

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